お墓の引っ越しに行ってきました。(後編)

あっという間に石を引き取りにいって1週間です。せっかく関東まで出てきたので帰りは何か食べて帰るか〜と検索してみたのですが、14日のお昼時点での情報では、栃木の佐野でも浸水の被害があったようなので、佐野ラーメンと宇都宮餃子を諦めて、帰りも常磐道周りで帰ることに。

東北道はずっと2車線以上の広い道路を走れる反面、国道4号が並走していることもあり、途中で土砂崩れ等あった場合や、復興車両の移動が多くあった場合にに激しく混雑することを見越して東北道は選択から外すことに。

加えて、沿岸部に近ければ、台風による大雨の影響の時間差も大きく撮れるだろうということと、現在2車線化に向けて工事中の常磐道なら、多少土砂崩れ等あっても復旧が早いのではとの予測から常磐道にしました。往路は夜中で景色を楽しむ暇もなかったけれど、復路は明るいうちに通過できるので飽きはしないだろうという算段も。

墓石を積み終えて、そのまま高速に乗って帰るのも良いのですが、ちょっと汗流してから帰りたいね。ということで、酒々井IC近くの温泉施設へ!

酒々井温泉 湯楽の里

玄関の靴ロッカーの鍵にICタグっぽいのがついていて、カウンターで入浴券とタオルを買うのもICタグでピッとしてそのままお風呂へ。

お風呂へ向かう途中の通路からは、ゆったりしたソファやずらりと並べられた単行本の漫画、マッサージルームが完備されているのが見え、ご年配の方がそこかしこでゆったりされてていい感じ。

大浴場は洗い場も広く、ボディソープやシャンプーも常備されていて、もちろんお湯もいい感じでした。

一仕事終えた後の温泉にめちゃめちゃリラックスしていたら、このまま帰りたく無くなりそうな気がしてきたので、早々に上がり早めの昼ごはんにします。

ここでも注文する時にICタグでピッとして、会計は帰る時に出口の精算機でまとめて支払いできました。

そのあとは退場ゲートにICタグをピッとして帰るという流れで、今時のシステムに感心してお風呂入ってきました。

近くにはアウトレットモールもあったので、買い物帰りに温泉入って帰れる…そんなことできたら、なんて素敵な休日だろうか。

友部SAで休憩とお土産の買い出し。

中庭のようなところは枯山水のようになっていておしゃれ。

スターバックスも併設されたSAで、茨城名物の干し芋と水戸納豆を買い込む。

きっとこんなに納豆の入った袋をぶら下げて、スタバでフラペチーノ注文することは二度とないだろうな…

お土産も確保したので、あとはひたすら走って帰るのみ。

次の休憩は福島に入って四倉PAでトイレ休憩。

どうやら台風の影響で断水しているとのことだったが、この時点では阿武隈川の氾濫もキャッチしていなかったものの、とりあえず帰路を急ぐ。

四倉PAに次は宮城に入り長者原SAでトイレ休憩。

途中、仙台空港の辺りでも田んぼが水に浸かって引いていないように見えたとこもあり、改めて今回の台風19号の凄まじさを思い知る。

そういえば前回の19号上陸は、およそ30年前になる。

当時小学生だった私は、臨時で学校が休みになったことで浮かれていたことと、自宅の屋根の剥がれたトタンが玄関のガラスを打ち破った様を、曽祖母にしがみついてみていたことが強く記憶に残っている。

通っていた小学校の体育館の屋根が飛ばされ、プールに覆いかぶさったり、そこら辺の杉林は幹の途中からなぎ倒されたことも、今回千葉への道中で見かけた光景と重なって思い出された。

その後もトイレ休憩を挟みながら、順調に走りる。往路と違うことといえば、北上から秋田道を経由して帰ることにしたことくらいだが、特に遅い車の後ろにつくこともなくスムーズに流れる。そんなわけで積み込みの同日中に自宅まで無事帰り着くことができた。

充実した温泉施設もいいものですが、自分の布団で足を伸ばして寝られる環境に勝るものはないですね〜

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