お墓の引っ越しに行ってきました。(前編) 2019.10.16 三代目, 仕事の話 Tweet Share RSS 「お墓の引っ越し」ということで千葉県へ行ってきました。 また、道中で今回の台風19号の爪痕を目の当たりにし、被災された方の1日も早く日常を取り戻せることを祈念いたします。 「お墓の引っ越し」と一口に言ってもいろいろなやり方があり ・石塔、外柵全て解体して移転先に設置する ・石塔のみ再利用し、外柵は新規のものにする ・石塔、外柵は再利用せずに全て新規に作ったお墓に、お骨のみ移転させる オーソドックスなやり方としては以上が挙げられ、施主さんの意向やお墓の状態などの条件によって最適な方法で引っ越しをすることが求められます。 このように引っ越しにもいろいろなやり方がありますが、今回は基礎、外柵部分を新しく作り、石塔部分を運搬して再利用するというものです。当時のご先祖が頑張って立てた墓石がまだ使用できるような状態であれば大事に使って残していくのが、先祖供養としても良いと感じます。 今回のケースは、千葉県からこちらへの移住したことで、お墓もこちらに移転させるとの依頼でした。 千葉へ石塔を引き取りに行くわけですが、秋田から千葉へ行くルートとして ・東北道をひたすら利用するルート ・仙台の手前から常磐道を利用するルート がありますが、今回はいくらか距離が短いことから常磐道を回ることにしました。 約700キロ、休憩しながらだと10時間以上はかかるであろうことが予想されます。 14日の午後に出発し、十和田ICから高速に乗ります。 岩手に入り、岩手山SAで休憩。道中、夕方の帰宅ラッシュに巻き込まれないようにペースを考えながら走っていたのだが、野球のユニホームを着た小学生売店に多くいることに気づき、祝日であったことに気づく… 岩手山に雲がかかり、まるで帽子をかぶったよう。 さらに東北道をひた走り、長者原SAで夕飯にしようと停まるも外が異常に臭うので、我慢して給油だけすることに。 スタンドの方に聞いてみたら、近所の畜産関係の牧場から臭いが来ることがあるらしく、雨の日はよくあるらしい… 鶴巣PAで夕飯にかき揚げそば食べて、休憩 その後は夜なので景色を楽しむわけでもなくひたすら走り、南相馬鹿島SAで休憩。 そろそろ寝ようかと思うも、途中にブラックコーヒー飲みすぎたせいか眠れず、とりあえず走ることに。 さらに走っていると、浪江や大熊、楢葉といった3.11後の放射線量の多い地域では線量の表示板があり、0.1~1.0を示していました。 パーキングのたびに停まってみるも眠れずというのを繰り返すうちに茨城へ突入。中郷SAでようやく眠りにつく。 少し外が明るくなり始めた頃に起きたので、朝の車の動き出す前に目的地へいくらでも近づけるように走ります。 SAの食堂も空いていないのに加え、目的地の土地勘もないので、何事も早めに動きます。 混んでいない方がストレスも少なく運転できます。ストレスが少なければ、疲れが少ないことにつながり、結果安全運転に。 最寄りのICで高速を降り、引き取り現場へ向かう道中目にしたのは台風19号の爪痕とみられるなぎ倒されたり、途中から折れた林。 所々被害のあったところを目にするも、道路状況は問題なく、余裕を持って引き取り現場に到着。 管理されている人の出勤を待ち積み込み。 さぁ帰ろう。 三代目, 仕事の話 10月。消費税がかわりましたが…前の記事 お墓の引っ越しに行ってきました。(後編)次の記事